新潟に春の足音。コストコ建設と、名残惜しい老舗の閉店

新潟に春の足音。コストコ建設と、名残惜しい老舗の閉店

「新潟にも春一番が吹きました」
 春はまだ先と思っていましたが、2月18日、新潟にも昨年より15日早く「春一番」が吹き抜けました。 晴天が続くとの予報を受け、3連休を目前にした19日(金)、鳥屋野潟周辺を2時間ほどドライブしてきました。
 自宅を出てまず目に飛び込んできたのは、ビッグスワンとムサシの間で進む大規模な工事。2028年春開業予定の「コストコ」の建設がいよいよ始まったようです。 そのすぐ近くでは、68年の歴史を持つ地域密着型スーパー「キューピット」が、2月22日の閉店を前にセールを行っていました。かつてはコストコや成城石井のフェアを開催し、私たちを楽しませてくれたお店の幕引きは、時代の流れとはいえ、なんとも皮肉で寂しいものです。

・ビッグスワンを望む広大な敷地。2028年のコストコ開業に向け、着々と準備が進んでいます。
・変わりゆく景色。大型店舗が並ぶこのエリアも、数年後にはまた違った顔になりそうです。
・68年間、地域を支えてくれた「キューピット」。慣れ親しんだ看板が消えるのは寂しいですね。

 続いて訪れた「鳥屋野潟公園」の梅はまだ蕾でしたが、お隣の「天寿園」では冬の風物詩・雪吊りのなか、早咲きの梅が可憐な花を咲かせていました。 この天寿園は38年前、清五郎潟の北側を埋め立てて造られたそうですが、庭園の裏手には今も清五郎潟の名残が静かに広がっています。

・趣のある天寿園の門をくぐり、早春の庭園散策へ。
・青空に映える雪吊り。新潟の冬を象徴する、幾何学的な美しさが目を引きます
・鮮やかなピンク色のサザンカ。冬の終わりに彩りを添えてくれていました。

 その景色を眺めていると、小学校4、5年生の頃(約65年前)の記憶が鮮やかによみがえりました。当時は大きな川のようだった清五郎潟へ、よく「菱(ひし)の実」を取りに来たものです。 帰宅して調べてみると、菱の実は滋養強壮や疲労回復に効く万能の食材とのこと。今ではなかなか手に入らない、懐かしい自然の恵みですね。 田んぼからハクチョウの姿も消え、少しずつ、でも確実に春が近づいていることを実感したひとときでした。

・待ちわびた梅の開花。小さな花びらから、春の香りが漂ってくるようです。
・滝の裏側からの眺め。水の音を聞きながら、静かな時間が流れます。
・庭園の裏手に広がる清五郎潟。65年前、ここで菱の実を追いかけた日々を思い出しました。

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