秋晴れの11月15日、新潟県民会館で開催された「藝展(げいてん)」(新潟県美術家連盟展)を鑑賞してきました。(共催:新潟県美術家連盟・新潟日報社)会場である県民会館の周囲は、紅葉がそろそろ終わりを告げる頃合いで、美しい秋の風景に包まれていました。
書道展示会場に一歩足を踏み入れると、約360点もの迫力ある作品群に圧倒されます。私自身、30代から習い始め、還暦を迎えるまでの24年間書道に携わった時期がありました。しかし、生来の怠け癖もあり、自身の限界を知って筆を置いたという経緯があります。現在は、当時所属していた松雲書道会(https://sumiato.com/)のホームページ作成をお手伝いしているご縁があり、先生方から情報をいただく形で、今回の展覧会鑑賞となりました。せっかく来たのだからと、松雲書道会から出品されている皆さんの作品を一つも見逃すまいと、会場内を隅から隅まで熱心に巡りました。1時間半ほどの鑑賞でしたが、旧知の方々の素晴らしい作品も多数あり、改めてその熱意と技術に頭が下がる思いでした。出品作品の詳細については、ぜひ松雲書道会のホームページをご覧ください。
会場の外に出ると、まだ陽が高く、隣接する複合施設「りゅーとぴあ」の屋上庭園へ。そこからは、周囲の紅葉や雄大な信濃川の景色が一望でき、展覧会の余韻をゆっくりと噛みしめることができました。芸術の秋を心ゆくまで満喫し、帰路につきました。
