淡麗辛口の秋!新潟の「ながれぼし」と五感で感じる季節の移ろい

 10月に入り、新潟地方は1日の平均気温が20℃を下回る日が多くなり、肌で感じる秋の深まりに、季節の移ろいを感じます。

新潟市江南区のHさんの自宅に咲いていたコスモス(10/13撮影)
新潟市江南区 渋柿が収穫を待っています?
(10/13撮影

収穫を終えた田んぼには、遥かシベリアから飛来したハクチョウが落ち穂をついばんでいます。越冬のため飛来するハクチョウは、新潟の秋の田園風景を象徴する光景ですね。

新潟市江南区の田んぼにハクチョウがいました。(10/17撮影)
灰色のハクチョウが幼鳥です。(10/17撮影)

道を歩けば、あちこちに漂う「金木犀」の甘い香りがしています。風に乗って届く芳香に、思わず深呼吸してしまいます。

新潟市江南区 歩道沿いを歩いていたら、甘い香りがしてきました。(10/17夕方撮影)
新潟市江南区 自宅の金木犀(10/19撮影)

神社の境内の銀杏も少しずつ色づき始め、地面には秋の恵みであるギンナンが落ちていました。いよいよ紅葉本番も近いです。

新潟市江南区 早通神明宮境内の色づいてきた銀杏
(10/15撮影)
新潟市江南区 ギンナンが落ちていました。
(10/15撮影)

そして、秋の夜長の友には、やはり淡麗辛口の新潟の酒が一番です。常々麒麟山酒造のお酒を晩酌にしているTさんから、純米大吟醸酒「麒麟山 ながれぼし」をいただきました。初めて飲むお酒でしたが、そのフルーティさはワインのような香りで、スーッと心地よくのどに入っていくような感じでした。

左端の水色の箱と瓶が「麒麟山 ながれぼし」です。
(10/18撮影)
新潟県下越地方の名物「ぽっぽ焼き」です。黒糖と小麦粉のシンプルな味ですが、また食べたくなります。Tさんが「麒麟山 ながれぼし」と一緒に買ってきたものです。(10/18撮影)

 ちなみに、新潟県には89の蔵元があり、その数は日本一を誇ります。一人当たりの消費量も日本一です。日本酒も需要が低迷していましたが、最近は外国からのインバウンド需要で日本の「Sake」も注目されていますね。
新潟の殆どすべての蔵元のお酒がとりそろえているところがあります。国道8号線沿いの新潟市西区にある「道の駅・新潟ふるさと村」です。品揃えは常時500種類以上。新潟を代表する有名銘柄から、新潟でしか買えないお酒、季節限定商品がところ狭しと並んでいます。

また、米どころ新潟の新米も販売してあります。(この他にも、新潟米菓コーナー、鮮魚センター、名店コーナーなどがあり、新潟の名産がぎっしり詰まっています。
新潟に来訪の際はぜひ一度訪れて見て下さい。 ☞
 新潟ふるさと村