10月に入り、新潟地方は1日の平均気温が20℃を下回る日が多くなり、肌で感じる秋の深まりに、季節の移ろいを感じます。
収穫を終えた田んぼには、遥かシベリアから飛来したハクチョウが落ち穂をついばんでいます。越冬のため飛来するハクチョウは、新潟の秋の田園風景を象徴する光景ですね。
道を歩けば、あちこちに漂う「金木犀」の甘い香りがしています。風に乗って届く芳香に、思わず深呼吸してしまいます。
神社の境内の銀杏も少しずつ色づき始め、地面には秋の恵みであるギンナンが落ちていました。いよいよ紅葉本番も近いです。
そして、秋の夜長の友には、やはり淡麗辛口の新潟の酒が一番です。常々麒麟山酒造のお酒を晩酌にしているTさんから、純米大吟醸酒「麒麟山 ながれぼし」をいただきました。初めて飲むお酒でしたが、そのフルーティさはワインのような香りで、スーッと心地よくのどに入っていくような感じでした。
ちなみに、新潟県には89の蔵元があり、その数は日本一を誇ります。一人当たりの消費量も日本一です。日本酒も需要が低迷していましたが、最近は外国からのインバウンド需要で日本の「Sake」も注目されていますね。
新潟の殆どすべての蔵元のお酒がとりそろえているところがあります。国道8号線沿いの新潟市西区にある「道の駅・新潟ふるさと村」です。品揃えは常時500種類以上。新潟を代表する有名銘柄から、新潟でしか買えないお酒、季節限定商品がところ狭しと並んでいます。

(10/17撮影)




また、米どころ新潟の新米も販売してあります。(この他にも、新潟米菓コーナー、鮮魚センター、名店コーナーなどがあり、新潟の名産がぎっしり詰まっています。
新潟に来訪の際はぜひ一度訪れて見て下さい。 ☞ 新潟ふるさと村