10月に入り、新潟市も朝晩の冷え込みを感じるようになりました。我が家でも薄い夏用の掛布団から冬用に衣替えする季節です。
そんな折、10月7日(火)のお昼のローカルニュースで、新潟市の隣、阿賀野市の「瓢湖(ひょうこ)」に、冬の使者ハクチョウが飛来したと報じられました。昨年より1日早く、初日に100羽が確認されたとのことです。
さて、平日のお昼に自宅でニュースを見ていたというのは、実はこの10月から、半世紀余りの会社員生活にピリオドを打ったからです。ここまで来られたのは何より健康のおかげ。感謝しつつ、これからは自分のペースで新たな生活を歩みます。
10月10日(金)、早速この目でハクチョウを確認しようと、車で30分ほどの瓢湖へ一人で(鳥類が苦手な家内は留守番)観察に行きました。
ちょうど午前11時の餌やりの時間でしたが、白鳥おじさんのパンくずに寄って来るのはカモ達ばかり。ハクチョウは水面で優雅に漂っています。さっと見たところ100羽位でしたが、掲示板には「10月10日現在 飛来数1,077羽」の文字。日中は、稲刈りを終えた田んぼで落ち穂をついばんでいるのでしょう。
瓢湖で越冬するのは約5,000羽ほどで、3月上旬には北帰行が始まります。これから数を増すハクチョウたちに、自分の新しい生活を重ね合わせ、清々しい気持ちで瓢湖を後にしました。
ハクチョウを観察していたら、毎年どうやって間違わずに瓢湖にやってくるのか、人の眼からは同じに見えるハクチョウはどうやって、親子を識別できるのか疑問がわいてきました(興味のある方はGoogle AI GeminiがQ&Aで解説してくれました ☞ 「ハクチョウの能力」PDF)





灰色がかっているのが幼鳥



5㎏5,940円(税込)・白鳥会館内

