水上温泉で過ごす癒やしの旅

長年勤めた第二の会社を3月末に退職。その慰労として、東京に住む
息子家族が、私たちと会うため群馬県・水上町へ連れ出してくれまし
た。新潟と東京の中間地点である、みなかみ町道の駅「たくみの里」
で待ち合わせです。

4月4日(金)
風情ある宿場が並ぶ「たくみの里」をゆっくりと散策。

昔ながらの雰囲気を楽しみながら、お昼は地元の食材を
使った温かい料理が味わえる「里山食堂」へ。

お腹を満たした後は、いよいよ水上温泉の宿へ。道中、「大とろ牛乳」
の看板が目に留まり、初めての牛乳アイスを試してみました。
濃厚でとろけるような味わいに、思わず笑顔がこぼれます。


 この日の宿は「源泉湯の宿 松乃井」。到着後、息子と孫は早速温泉卓球
で盛り上がっていました。夕食と朝食は、種類豊富なビュッフェスタイル。
以前訪れた十日町市の「あてま高原リゾート ベルナティオ」にも
匹敵するほどの料理の数々と、手作りの優しい味わいに大満足でした。

4月5日(土)

  翌日は、宿から車で10分ほどの距離にある、上越線「土合駅」へ息子と
二人で足を運びました。「日本一のもぐら駅」として知られるその
下りホームは、なんと地下70mの新清水トンネルの中にあります。

ホームまでの462段の階段は、降りる際は楽々でしたが、昇りは久しぶりの
運動で息切れし、少し汗ばむほどでした。地下深くのホームは、
ひんやりとした空気と静寂に包まれ、不思議な感覚を覚えました。

 お昼は、全国道の駅グランプリで2年連続1位に輝いた「川場田園プラザ」へ。
地元の特産品を使ったお土産を選んだ後、プラザ近くにある築250年の古民家を
リノベーションした「café BAKU」で、美味しいスイーツをいただきました。
趣のある空間で味わう甘味は格別です。

 ここで息子家族と別れ、それぞれの家路へ。温泉と美しい景色、
美味しい食事、そして何より息子家族との温かい時間に心癒された、
素敵な慰労旅行となりました。