新潟の長い冬が終わり、春の足音が近づくにつれて、田んぼで見かけていた
ハクチョウの姿も徐々に見られなくなりました。
阿賀野市のハクチョウ観察情報によると、3月19日に「瓢湖」のハクチョウ
が0羽となり、北帰行が完了したと発表されました。昨年10月6日の初飛来
から、多い時には1万羽近くにもなったハクチョウたちは、それぞれの故郷
へと旅立っていきました。中には、怪我をしたり、体調を崩して北へ帰れ
なくなってしまったハクチョウも数羽残っているようです。どんな様子
だろうかと、3月27日に新発田市からの帰り道、「瓢湖」に立ち寄って
みました。すると、10羽ほどのハクチョウが、カモたちと一緒に水面で落ち
ている餌を啄ばんでいました。長い旅に備えて、少しでも栄養を蓄えている
のかもしれません。





